イケメン先生は危険男子でした!?
彼女がいるかどうか聞いただけでこんなに動揺するなんて、なんだかすごく以外だ。


2人ともチャラチャラした外見をしているから、恋愛も沢山経験をしているのかと思っていた。


「好きな子は?」


そう聞くと、今度は2人とも耳まで真っ赤になる。


「い、いるわけねぇだろ!?」


と、安岡君。


「そ、そうだぞ、なに言ってんだ!」


と、杉田君。


どうやら2人とも好きな人がいるみたいだ。


そのわかりやす過ぎる態度が面白くて、あたしは声をあげて笑ってしまった。


そうこうしている間にあっという間に休憩時間は終わり、2人は教室を出て行ったのだった。
< 89 / 309 >

この作品をシェア

pagetop