灯り
胸には人形を抱き締めている。
つい、先週に買ったばかりの人形である。
こうして、親子で無事だったことが夢のような気がしてくる。
あの3・11の光景が甦る。
あれから、まだ数年しか経っていないのだと、染々と思う。
家族と散り散りになり、避難所に身を寄せた多くの被災者の方々や、夢を明日を奪われた多くの命。
積み上げられた瓦礫の山。
停電だけでさえも、こんなに不安なのに。
明日の見えない不安、再建の見通しも……。
住み慣れた街に何時、もどれるかどうかもわからない──震災の爪痕。
復興対策、支援など確かな物は僅かにしかない。
それでも……顔をあげ、見えない希望を手繰り寄せ前へ前へと歩き出す、東日本の人々の強さを思う。
まげてたまるか!
蝋燭の炎が静かに揺れている。
つい、先週に買ったばかりの人形である。
こうして、親子で無事だったことが夢のような気がしてくる。
あの3・11の光景が甦る。
あれから、まだ数年しか経っていないのだと、染々と思う。
家族と散り散りになり、避難所に身を寄せた多くの被災者の方々や、夢を明日を奪われた多くの命。
積み上げられた瓦礫の山。
停電だけでさえも、こんなに不安なのに。
明日の見えない不安、再建の見通しも……。
住み慣れた街に何時、もどれるかどうかもわからない──震災の爪痕。
復興対策、支援など確かな物は僅かにしかない。
それでも……顔をあげ、見えない希望を手繰り寄せ前へ前へと歩き出す、東日本の人々の強さを思う。
まげてたまるか!
蝋燭の炎が静かに揺れている。
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雨シリーズ8弾
【「金木犀の奏鳴曲(ソナタ)」】
「雨に似ている」
→「金木犀のアリア」
→「風は囁くー君と輝きたいから」
→「金木犀のエチュード」
→「風の詩ー君に届け」
→「ROSE ウィーン×横浜」
→「LIBERTEーー君に」
→「庭の千草」狂詩曲(ラプソディー)】
に続く
✴✴ーー【雨に似ている】シリーズ続編ーー✴✴
★本作は、単独でも楽しんでいただけます
【「金木犀の奏鳴曲(ソナタ)」】
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雨シリーズ7弾
【「庭の千草」狂詩曲(ラプソディー)】
「雨に似ている」→「金木犀のアリア」
→「風は囁くー君と輝きたいから」
→「金木犀のエチュード」
→「風の詩ー君に届け」
→「ROSE ウィーン×横浜」
→「LIBERTEーー君に」
に続く
✴✴ーー【雨に似ている】シリーズ続編ーー✴✴
★本作は、単独でも楽しんでいただけます
「LIBERTE ーー君に」の約半年後(留学から約2年)の5月末頃
エリザベート王立国際コンクール、
ピアノ部門ファイナル演奏後から
始まります
詩月も20歳です
衝撃的な事実からの……始まりです
【「庭の千草」狂詩曲(ラプソディー)】
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蒼司side 】
降りしきる雨を見上げて、彼女は笑っていた。
両手を高く、空に向けて、雨に打たれながら。
部活の帰り、寄り道した高台。
俺は傘を差し出すのも忘れ、彼女をみつめていた。
何が嬉しくて、ずぶ濡れで笑っているのか。
彼女をみつめながら、考えていた。
あと数日で4月になるというのに、体の芯まで冷え込む雨の日だった。
声も立てずに笑って、空を見上げた彼女の姿は透き通るほど綺麗だった。
茉莉side】
降りしきる雨に打たれ、何もかも忘れてしまいたかった。
傘も差さずに、思い切り雨に打たれた。
ずぶ濡れになれば、辛さも悲しさも洗い流し、無かったことにしてくれないかと思った。
こはならむ・堂村璃羽×スターツ出版 楽曲コラボコンテスト
応募するつもりだったのに……。
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