FOREVER FRIEND
少しすると、ルイが待合室にやってきた。
ルイはユリアにかけより、優しく声をかけた。

「ユリアちゃんごめんね、ビックリさせて」
ユリアは首を左右に振った。

「でも、ユリアちゃんに合い鍵、渡してて良かった」
「‥‥‥ごめんなさい」
「ん?」
「私は何もしてあげれませんでした‥‥」
「何謝ってるの?謝る事なんてないよ。
じゃあ、これからしてあげたらいいじゃん」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」
「さぁ、喉乾いたんじゃない?何か飲み物買ってくるね」
ルイはユリアの頭を優しく撫でてから飲み物を買いに行ってしまった。

リオトさんもルイさんも優しいすぎるよ‥‥。
私はミカが倒れていたのに‥‥怖くなって何もできなかった役立たずなのに。

ユリアは自分を攻めた。
何も出来なかった自分が情けなく思えて仕方が無かった。

ミカが治療室に入ってから30分ぐらいたった頃、治療室から担当医が出てきて、リオトとルイの元にやってきた。

「先生、ミカは?」
ルイが心配そうに聞いた。

「多分、薬の副作用だね。この前、薬を新しいのに変えたから‥‥その影響だと思う。今は鎮痛剤を打ってるから大丈夫でしょう」
「ありがとうございます」
「でも、ルイちゃん、ちょっと大事な話しがあるから帰りに受付よってね」
「はい」

その後、ミカは病室に移された。
ユリアはミカの手を握り、目を覚ますまでその場から離れなかった。




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