続 鉄の女には深い愛情を
ーー健夫サイドーー


昼にアニキと天と千里の会話を聞いた俺は、天達と別れた後


詳しい内容をアニキから聞いた。



天がストーカーにあってたなんて知らなかった。


しかも、俺はその頃アメリカで何も知ることなく過ごしてた。


そんな自分自身にも腹がたったが


いつどんな時でも涼しい顔して乗り切る天があそこまで怯えて泣いている姿を見ると


そのストーカー野郎が殺したくなるほどに憎い。


しかも天は、俺の事を気にして涙を流していた。


どうしてこんなに愛おしいんだろう。


近寄りがたいくらいの美しい容姿で
心を許した人にしか笑顔すら見せない



周りからは鉄の女だとか
マネキンとか
何考えてるかわからないとか言われてるけど
その心の中はどこまでも綺麗なんだ。



自分が心を開いた人間が傷つけられる事をなによりも嫌う。


そんな天が可愛くて可愛くてたまらない



俺が天を守るよ


何があっても俺はヘッチャラだ。


お前を失う事の方がよっぽど辛い。


今の俺はお前がいなくなったら
生きていかれないから
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