続 鉄の女には深い愛情を
午後の講義が終わった後、いつものようにまた煩い女どもが俺の腕に絡みついてくる。
面倒くさいんだけど、俺はこういうのはもう小学生の頃からだったからすっかり慣れてしまって。
気持ち悪いから振り切るんだけど
それでも絡んでくるので気にしないようにしてた。
でも今日は違う。
「てめぇら、 いいかげんにしろよ
俺は忙しいんだ。 とっとと離れろ」
この上ない迷惑そうな顔して言ったら
周りの女もハッとして離れた
それでもついてこようとしたやつを無視して教室から出ようとしたら
「やめなよ。 今日はこいつ虫の居所が悪いみたいだよ? そういう時はそっとしてやれよ」
と祐介が助け舟をだしてくれた。
女どもは、名残りおしそうに俺から離れていったが、
その後デレデレしながら祐介を取り囲みはじめた。
「いけよ。 何かあったんだろ?
お前さっきから様子変だぞ?
天ちゃんの事か?
天ちゃん泣かせたら俺は動くぞ?(笑)」
と祐介は言葉とは裏腹に優しい口調で俺に言った。
「…ああ サンキュ
でもそれでも天はやらないけどな(笑)」
ニャッと笑って、祐介と別れた
祐介……
本当恩に着るぜ。