ダイヤモンドの未来
薬局から戻ると、酒井さんの隣で師長が座って笑顔をで話していた。

先生は、いなかった。

なんとか、薬の説明をして、袋に入れて渡す。再び謝罪し、師長と二人で送り出す。 

薬局に戻ろうとすると、師長もいっしょに入ってきて、患者さんに聞こえないところまで来ると、

「おつかれさま。本当にごめんね。外来のせいで。」

「いえ、こちらこそありがとうございました。」

「まあ、先生のおかげも大きいけどね。先生も分かってて来てくれた感じするし。先生びいきの患者さんだし。」

とにやっと笑う。

「…」
何と返したいいか迷っていると。

「泉川さん、申し訳ないけど、今のこと、簡単にヒヤリハットレポートに書いてくれる?週明けまででいいから。」

「分かりました。」

土曜だけど、残業決定。

この後、先生と出かける予定。

元々、先生は大学に用事があるから、終わり次第の予定で、3時くらいと言われていた。


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