ダイヤモンドの未来
ゆっくり目を開くと、周囲が明るくなっているのが分かる… 
朝なんだな…とぼんやりしていると、肌触りがいつもと違うことに気づき、一気に覚醒した。


服を着てない…


肌に直接温かい毛布が触れている。

そして、背中がそれ以上に温かい。

そして、お腹の周りに回る手に、昨夜の記憶が蘇り、ビクッとしたことで、その手の力がぎゅっと強くなった。


「起きた?」

先生の声は、寝起きのせいかかすれ気味でいつもより低い。

そんなことにさえドキッとする。

先生が私の体をくるっと回し、向かい合うようにする。

顔を合わせられなくて、胸に顔を埋めるようにしたけれど、そこももちろん素肌で、温かくてまたドキッとする。

もう、どうしたらいいのか分からない。

最中も困ることは多いのは昨日十分に実感したけど、この明るさの中の状況もドキドキしっぱなしで、困り果てる。




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