ダイヤモンドの未来
「身体つらくない?」

そんな先生の言葉の意図するところに真っ赤になりながら、

「大丈夫です。」

と答える。

大丈夫と言ったことで、昨日の会話がまざまざと脳裏に浮かび、大事にしてもらったことを思い出す。

しばらく、大丈夫って使えないかも…。

「ホントかなぁ?」

笑いながら、疑うように覗き込まれた。

聞かれて気づいたけど、身体の奥に、違和感がある。なんとなく、軽い生理痛のような痛みもある。そんなことを、言えるはずもなく。
でも、それは、先生との関係を示すもので、思い出したら自然と笑顔になった。

「今日はゆっくりしような。」

そう言われ、コクンとうなずく。

「今、何時ですか?」

「8時過ぎ」

昨日寝たのが何時なのかは分からない。
けれど、よく寝た、というか深く寝たという感じがする。

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