ダイヤモンドの未来
仕事に区切りをつけて、仮眠室で電話をかける。

出ない。

風呂にでも入っているのだろうか…。

留守電に切り替わり、メッセージを残す。

『誕生日おめでとう。
知らなくて、ごめんな。
また、連絡する。』

そして、30分くらいしたらかけ直そうと思うその前に、PHSで呼び出される。

急患のオペに入り、終わったのは明け方。

さすがに、電話はできず、今日の夜にでもと考え直す。
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