ダイヤモンドの未来
しばらく、黙々と準備を進めていると、真美さんが、

「あっ!!それ、行きたい!!」

と大きな声をあげた。

先生達がつけていたテレビでは、近くの遊園地のイルミネーションのCMが流れていた。

「去年も行きたいって言ったのになぁ!」

真美さんは大きな声で続ける。

海藤先生に聞かせているらしい。

澤田先生が、苦笑いしながら、海藤先生をつついている。

「あー、時間があったら。」

と軽く流す海藤先生。

「去年もそんなだよ。ねぇ、香江ちゃんも行きたいと思うでしょ。」

火の粉が降りかかる。

「あっ、私は…寒いところ苦手だし。」

と小さめに否定。

寒いと足が痛くなりやすいし、遊園地は歩かないといけないし、きれいだとは思うけど…。

澤田先生が、

「足か?」

と突っ込んでくる。

真美さんが、

「ほら、早く足直してもらっていっしょに行こうよ。」

ここぞとばかり、押してくる。

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