天才に恋をした
気がつくと、角田が立っていた。

陸玖はいつの間にか、いなくなっていた。


「真咲、部屋行こう」



戻れるような、精神状態じゃねぇ…



角田が言った。

「先生に言って、実行委員会が使う予備室借りたから」



それなら…いい…かも。



「お菓子もお飲み物もございますよ」

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