天才に恋をした
ヨッキュウ不満

32-1

翌朝。

いつも起きる時間に、自然と目が覚めた。



そうだ…サッカー辞めたんだった…。

ねむ・・・



また、ウトウトし始めた時、自分の口から言葉が出ていた。


「…不自然」





起き上がって、カーテンを開ける。

五月の空は、朝から青い。



「不自然」



こんな日に、サッカーしないなんて。
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