猫、いつとったら良いですか

「サークル・・・ですか?」


「そ、怜ちゃん行ってみない?」


その一言がきっかけで、会社の同期の誘われた社外サークルに私は参加するようになった。


言ってみれば断れない性分なのだ。勧められた手前、一度入れば簡単に辞められないことなど分かりきっているのに。


猫は、辛い。


「何故私はドイツ語のサークルなんかに・・・」


そのサークルは何故かドイツ語のサークルだった。


語学には元々興味がある。


だけど、ドイツ語の挨拶も分からない私にいくらなんでもハードルが高いだろう。


ドイツ語なんて昔使っていた中学英語の教科書にいろんな国の挨拶ではじめまして&さようならをしたぐらいだ。


その記憶があるだけでも自分をほめたいっ。






適当に通って、自然消滅の如く少しずつ行かなくなるのだろう。


この時はただ、そう思っていた。
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