らぶぁーず*ぷりんせす
颯斗の家からは徒歩2分かからないコンビニでお菓子を三つ四つ購入して、また徒歩2分かからぬ帰路を進む
「麻希・・・上手くやってるかな・・」
コンビニが近すぎて早すぎる戻りの私達は玄関の前で思わず立ち尽くす
「もう少しどっか行ってるか・・・?」
たつみくんは気を使ってかそう言ってくれた
うーん・・・
「そうだね!」
玄関に背を向け遠ざかろうとする私達の背後で
ーーバンッ
っと勢い良く玄関のドアが開いた
勢い良く飛び出してきた麻希は
「麻希っ?!」
・・・涙を流していた
「え・・・」
驚きで動きが止まる私たちを麻希は走って通り抜け、そのまま見向きもしないまま走り掛けて行こうとする
「まッー待って!ーーッ麻希!」
「ーッコナイデ!!!」
「・・・っ」
まさかの返しに出かけていた言葉が喉に詰まる
追いかけようとしていた手足もピタリと動けなくなった