社内恋愛がバレるとき
お店から近いと言うことで、一樹の部屋へ行くことになった。

友達時代には行ったことがあるが、彼カノになってからははじめてだから緊張する。
ちなみに、付き合って3ヶ月たつが、まだキス以上の関係にはなってない。
そんなこともあり、緊張はマックスかも。

一樹の部屋に着いたのは9時過ぎ。
玄関の鍵を開けて中に入る。
そして、すぐにガチャっと鍵を閉める音がした。

履いていたショートブーツを脱ごうとしたら、

「未来…」
と甘い声で呼ばれて、背中は玄関の扉に押し当てられて、顔の両脇に一樹の腕がある。
そして、目の前には私を見つめる一樹の瞳…

…なにこれ?
これって、壁ドン状態?…

一樹の顔が近づいて、私の唇を塞いだ。
角度を変えながら深くなっていくキスに、頭がついて行かない。

そっと唇が離れると、
「かわいい俺の未来に、たくさんの甘~いご褒美をあげないとな」
そう言って私をお姫様抱っこでベットまで運んでくれた。

そして甘美なご褒美を、たくさんいただきました。


       【終わり】
< 11 / 11 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:10

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

ギャップだらけの二人

総文字数/9,734

恋愛(純愛)18ページ

表紙を見る
彼が嘘をついた

総文字数/108,904

恋愛(オフィスラブ)198ページ

表紙を見る
恋する少年たち

総文字数/1,619

恋愛(学園)7ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop