不安すぎて
なんなの?
少し……いや、かなり苛々してきて私は決断した。
「行きます。飲みたい気分なんで」
「そっか、わかった。僕は最後の戸締まりがあるか、先に駅前のカフェかなんかで待っててくれるかな?」
「分かりました」
彼は上司だ。
別にやましい気持ちはないのだから、かまわないはず。
私は店長に頭を下げてから、足早にスタッフルームへと向かった。自分のロッカーの鍵を開け、店のロゴ入りのエプロンを外し軽く畳んでしまうと――。