ヒミツの空間

瞬間ギュッと閉じた目をゆっくり開いた。



鬼は……?



思いを込めて、みんなの手を順番に見ていく。


「げっ、俺が鬼か」


ガックリとうな垂れたのは、言いだしっぺの男の子だった。



……よかった。



ホッと息を吐く。



「それじゃ、20数えるから、みんな隠れてくれ。――あ、それと、ドアに鍵を掛けるのはナシだぞ?」

「オッケー」

「分かったわ」

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