厄介なkissを、きみと ー fairy tail ー

自分でもよくわからない、ってことが。

考えても答えが見つからないような、そんなことが。


この先も、あちこちで待ちかまえているかもしれないと思うと、なんだか面倒くさいような、面倒くさくないような。

でも、とりあえずは。


「……これを、どうやってなおすか、ってことなんだよな」


鏡に映る自分の、ぴょんとはねた寝癖。

水でパパッと濡らしてみたものの、なおる気配はない。

チラリと見たのは、確か姉ちゃんが使っているピンクのボトル。


シュッー…

ひと吹きしてみたものの、霧状になったその液体にむせる始末。

「ゲホッ、……オ、エッ」


こんなとき、タイミング悪く姉ちゃんが登場するもので。


「翔平ー?いつまで占領し……」


「あ……」


「あーっ!あたしのー!!
ちょっと、おかあさーん!!翔平が色気づいてんだけど!」


「………ゲホッ」



自分を変えるのって、なんだか少し。

くすぐったい。









【完】



< 21 / 21 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

【短】みかん
Akira./著

総文字数/4,270

恋愛(その他)14ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
みかんにする? それとも、 アイスにする? 2008.11.18 完結
生意気な彼女
Akira./著

総文字数/19,413

恋愛(純愛)57ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
いい子でいるのは、もう飽きた。 だから。 「わたしと、キスしてください」 2014.11.26〜2015.2.10 ※おまけのページ執筆中です。 「おまけ」 2.11 up! 「おまけのおまけ」 2.21 up!
フライング
Akira./著

総文字数/3,084

恋愛(その他)10ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
クリスマスまで あと、少し。 2014.12.21

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop