厄介なkissを、きみと ー fairy tail ー

一体、誰に嫌われるというのか。

オレが質問する前に、あゆみはくるりと体の向きを変え、タタンッと階段を下りて行ってしまった。


束ねた髪を揺らしながら。


「…………」

階段で突っ立っていたオレは、はねているであろう髪を手で押さえた。


そんなに?

そんなに気になっていたのか。


「もう少し、なんとかしたほうが……いい、のか…な」

< 20 / 21 >

この作品をシェア

pagetop