OUT

「……え?」



真理和の横腹が、真っ赤に染まる。



あつい。



感じる事ができるのは、ただそれだけ。




「……ぅ…そ…」



その真理和の先には、歪んだ顔で銃を持っている……工藤だった。



工藤の手の中にある銃で、やっと理解できた。






………自分が…


…工藤に…


………撃たれた。





その瞬間、真理和の口元から、血が一筋流れた。





「…ぁ…あああぁああ!!!!!」



悔しさと痛さが、真理和の中を泳ぐ。




その苦痛の悲鳴を聞いて、永遠が向こうから走ってきた。



「…………真理…!!!…」


永遠は目の前にある光景を見て、



絶句した。





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