きっと恋、これは恋。
携帯をパンッと閉じて、
急いで校門へと向かう。
玄関について靴を履き替えていると、
校門のところで佐久間君が私のことを探しているのが見える。
あぁぁあ
ごめんね…!!!!
私は校門までの約50mをもうダッシュで走る。
「ハァ、佐久間くっ、ハァ
おまた、ハァ、せ!!!ハァ」
もはやなにを言っているんだか分からないレベル。
本当に申し訳ない…
「いえいえ!!
少し休んでから行きますか?」
佐久間君に心配をかけるわけにもいかないから、
溜め込んだ唾をごくりと飲み込み、
「大丈夫、行こう!」
そうやって笑顔をつくるんだ。
___________
「ここでいい?」
私たちはあるカフェショップの前で立ち止まった。
「はい。」
佐久間君から返事をもらうと、
そのまま中に入る。
適当に歩いてただけだから、私もこの店に入るのはこれが初めてだったりする。
中は意外と綺麗で、割とあたらしめな雰囲気がした。