きっと恋、これは恋。
二人で校門までいったとき、私はあることを思い出してしまった。
「…やっば
佐久間君、ちょっと校門で待ってて!」
「あ、はい!!」
私は二段飛ばしで階段をかけ上がり、
急いである人のもとへと向かった。
ガラッ
「修平!!!」
荒い息づかいのなか、彼の名前を呼ぶ。
「え、そんなに急いでなんか用?」
「今日佐久間君と帰るから!!
バイバイ、また明日!!!!」
これだけ告げて、この場をたちさ…
ろうとしたけど、やっぱり修平につかまった。
「ちょっと待てよ」
「えぇ!!?
私佐久間君待たせてるんだけど」
「まさか、あいつのこと…」
修平の、私の腕を掴む手に少しだけ力が加わる。
心配そうな表情の修平。
「違うよ。」
私は首を横に振る。
「ちゃんと、断ってくるから。」
あんたのために、ね。
そう言うと、修平はホッとしたように手の力を緩めた。
そのうちに私はまた来た道をダッシュして、佐久間君のところへ急ぐ。
ピロロン♪
メールの着信音が鳴る。
-------From:修平-------
本文:
気を付けろよ!
なんかあったら俺を呼べ!!
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それを見てふっと口元が緩む。
「過保護か!!」