吸血鬼たちに甘く囁かれて*Second*
その表情に俺はまた笑った。


あー、やっぱり祈織ちゃんといると飽きないな。


まだ出会って半年くらいしか一緒にいないのにどんどん祈織ちゃんに俺は惹き込まれていく。


ほら、また表情が__…


「おはよう……ございます…」


声の大きさは小さく遠慮がちに俺たち……いや、祈織ちゃんに挨拶したのは神川隼だった。


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