病弱女子とお医者様
葵「たぶんだけどね。
  でも、とりあえず一回
  家に帰ってお風呂入ってくる。」

 『わかった。じゃあ、
  またあとでね。』

葵「うん、またあとで。」

いったんお別れした。

少し寂しいけど、
すぐ来てくれるだろう。

ケータイゲームはやめて
勉強することにした。

思ったよりはスラスラ
解けていい感じだった。

夢中になっていたら、
病室の扉があいたから
ビックリしてしまった。

葵「なんで、そんなに
  ビックリしてんの?」

 『勉強してたの。』

葵「へぇ~…。」

 『信じてないの?
  葵酷い。』

葵「ごめんごめん。
  信じてるよ。だって、
  入院してると、いつも
  勉強してるもんな。」

 『葵もう寝れば?
  疲れてるでしょ?』

葵「そんな拗ねないでよ。」

フンッ葵なんてもう知らない。

暫く無視して
勉強していたら、
負のオーラ満載の葵がいた。

 『葵ごめん。』

葵「フッ勝った。」

 『えっ何それ?』

葵「ん?何でもないよ?」

絶対なんかあるけど、
まあいっか。

葵「俺今から寝るけど、
  咲どうする?」

 『もう少し勉強するよ。』

葵「わかった。
  無理しないようにね。
  眠くなったら寝るんだよ?」

 『わかった。おやすみ葵。』

葵「おやすみ。」

葵はすぐに眠りについた。
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