薬指の秘密
「最近、根本的な問題を解決しようかと思い始めてる」
「と言いますと」
先を歩いていた海斗がふと立ち止まる
見下ろす先には白衣姿のしるふと
「山崎!!」
訂正、山岸
「あのばか!懲りずによくも黒崎病院に!!」
階段を駆け下りる飯田を見送りつつ
「やっぱり自覚が足りないか」
つぶやいた声は誰も聞いていない
階段を下りずに通り過ぎ、ポケットから取り出すのは仕事用スマフォ
鳴らす相手は、もちろん
「黒崎先生?どうかしました?」
こちらの気苦労なんて心配なんて何も知らない姫君
本当、どうしてくれよう
縄でもなんでも縛り付けてみようか
そしたら少しくらい自覚するのかもしれない
「今すぐ戻ってこい、立花」
歯切れのいい返事が聞こえてからスマフォを切る
山岸何てほったらかして駆け出すだろう、その姿が目に浮かぶようで
先に医局につくのはしるふの方が早いかもしれない、なんて思った
「と言いますと」
先を歩いていた海斗がふと立ち止まる
見下ろす先には白衣姿のしるふと
「山崎!!」
訂正、山岸
「あのばか!懲りずによくも黒崎病院に!!」
階段を駆け下りる飯田を見送りつつ
「やっぱり自覚が足りないか」
つぶやいた声は誰も聞いていない
階段を下りずに通り過ぎ、ポケットから取り出すのは仕事用スマフォ
鳴らす相手は、もちろん
「黒崎先生?どうかしました?」
こちらの気苦労なんて心配なんて何も知らない姫君
本当、どうしてくれよう
縄でもなんでも縛り付けてみようか
そしたら少しくらい自覚するのかもしれない
「今すぐ戻ってこい、立花」
歯切れのいい返事が聞こえてからスマフォを切る
山岸何てほったらかして駆け出すだろう、その姿が目に浮かぶようで
先に医局につくのはしるふの方が早いかもしれない、なんて思った