先輩、次こそ『壁ドン』やります! 【壁ドン企画】
「先輩」
「ん?」

「俺。先輩にこんな超かわいい顔してもらえるなんて、なんか自分がはじめて男になれた気分になれました」
「……はは」

「もっと先輩に俺のこと、『男』だって意識してもらえるようになりたいです……!」
「わっかいなぁー、京くんは」

先輩がそういって手をひらひらさせながら笑うから。俺の精一杯でも、流されてしまうのかなってちょっと不安になってると。先輩は俯きながら言った。

「あたしもさ。女子になりたいって気分、久々に思い出したわ。すげーわ、『壁トン』」
「………次こそ『ドン』やりますんで。何卒宜しくお願いいたします」
「これはこれはご丁寧にありがとうございます。……じゃあお待ちしてます」

はにかむように笑った顔がマジでかわいすぎて。

俺は二度目のキスを獲得するために、両手を突き出した。今度は思いっきり、ちゃんと「ドン」ってなるように。



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