交わらなかった平行線。




私がセンターを欲しかった理由

踊りをする人なら

誰もが一番は目指す位置だと思う…。



けれど

わたしには

その他にも

その立ち位置を目指す理由があった。




それは…


『やっと…涼太と並べたぁ…』

涼太と…

対等な位置に

立ちたかったから…。




チームでは

毎回センター候補になる人が

3人いた…。



一人は

"涼太"

県一と言っても過言で無いほど

彼の踊りは力強く

そしてなにより

人を惹きつけるものがある。



わたしも勿論

彼の踊りが

大好きだ。




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