君とみた蒼空

君とみた蒼空 【詩音side】




ねぇ、蒼くん。



君は覚えてる?




あの日、ふたりで眺めた雲ひとつない澄んだ青空を。






私たちが結ばれた日。



私たちが仲直りした日。




ふたりでみた青空は、いつも蒼くんみたいにまっすぐだった。



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