「私は貴方のモノ」【完結】


「ずっと、俺から離れんなよ。
………お前は俺のモノだ」



今度は両手で頬を包み込むと、そう囁く。
タエはこくっと頷いてから、ゆっくりと口を開いた。



「離れないよ。だって…、私は」




タエは目を細めると、くしゃくしゃの笑顔で続けた。





――――――――――貴方のモノだから。







      【完】
   2015.6.25





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