NA・NA・MI
「ハヤトならすぐに来ますよ。でも、気を付けた方がいい。アイツ変わったから……」
カズキは小声でそう言うと、頭をペコリと下げて居なくなり、すぐにハヤトが来た。
「ごめん、待った?」
「ううん」
「ウーロン茶でも頼もうか?」
「うん」
前のハヤトと変わらない。
『アイツ変わったから』って、ハヤトのどこが変わったんだよ?
あんな失礼なヤツの事を、少しでも信じたアタシがバカだったよ。
ほら、ハヤトのこの笑顔を見れば分かるだろ?
「ねぇ、ハヤトはクリスマスどうするの?」
ひたすら流れるクリスマスのBGMにつられて、思わず聞いてしまった。