気まぐれなほのぼのちゃん。
「あぁ、部長がくるのはいわゆる助っ人になるやつを探しに来たんだよ。ま、後はただ俺らの練習を観に来たってこと。」


「.........へぇ、そうなんすか。」


一応、納得する浩一。


「......ま、今は、練習に集中しろよ?」


《はいっ!》


と言って、先輩は、離れていった。


「いやー、すごいねぇ〜。俺らって人気者みたいじゃん♪」


「そ、そうかな〜」


秋人の言葉に僕は苦笑いをする。


「なんだ〜、はくちゃんはそういうの興味ないの〜?」


「ん〜、まぁ、そんな感じ〜」


うむ、僕はバスケができればそれでいいのです!


「くそ〜、可愛いなぁはくちゃん!!」


「ぐへっ」


と、きつく抱きついてきた。く、苦しい


❮キャーーーーーーーッ!!❯


うぎゃっ!?な、なんだ?!


「うわっ、うるせぇー」

「あちゃー」

「始まりましたね...」


と、先輩方が口々に言う。


「へぇ〜、そういうことね。」


と、秋人はわかったようなことを言う。

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