肉食系男子に、挟まれて~アザーストーリー~【完結】
今日は文化祭の準備で皆忙しい。
委員になってる生徒は慌ただしく動き回っていた。
私も私で学校中、あちこちを駆け巡る。
教師バンドの準備もあるし、自分のクラスも確認しなきゃならないし。
「あ、まお先生~!」
忙しなく廊下を歩いている私に、そう声をかけて来たのは兼田君だった。
「お、兼田君」
「まお先生、写真撮りましょうよ」
「え。写真?」
「俺、文化祭の準備とか当日の写真係なんですよ」
「ああ、そうなんだ。だからカメラ」
「俺の親から借りて来ました!
って事で……、おーーーい、航生!」
「はっ!?」
航生!?って!?久住君!?
何で写真撮るのに久住君!?
久住君はよくわからずにこっちに来るけど、廊下に出て私がいるのがわかると目を真ん丸にした。