肉食系男子に、挟まれて~アザーストーリー~【完結】
「俺は逆で、眠れなくて結構深夜まで起きてたわ。だから眠い」
と言いながら、ふわあと大きな欠伸一つ。
目をしぱしぱとさせながら、ニヒって微笑む。
「何かテレビ見ようにも、何もやってねえし、やってるのはわけわかんないアニメだったし…」
「……」
わけわかんないアニメって、それって。
まさか、ドリームパインですか。
「見たんですか」
「え?」
「そのアニメ見たんですか」
「いや、すぐにチャンネル変えちゃったから」
「………」
パイン…。
「え。まさか、あのアニメが見たかったわ「違います」
私は山本先生の言葉を遮ると、大きく足を踏み出して一人で先に職員室へと向かった。
余計にムカついた。
もう、山本先生の所為でいいだろう。
きっと、ドリームパインの視聴者は共感してくれる筈だ。