素直になりたくて~メイクに恋してあなたを愛す~
「なに怖い声出してるのよ慎吾!!」
「……変な事を言うからだろう」
橘部長はお母さんを見ながらため息をついていた。
「だって硬いんだもの!
そうだ!試しに呼んでみなさいよ!!」
「それがいいな!!」
いきなりのお母さんの発言に私と橘部長は思わず顔を見合わせた。
言葉には出していないが“すまない”……そう目が語っているように見えた。
「……夏香……」
「あっ……」
橘部長の唇がゆっくり動き私の名前を刻んだ。
その声はどことなく甘くて私の顔は一気に熱を帯びていった。
「あら!!
夏香ちゃん顔が真っ赤ねー!!」
「ピュアだな~!!」
お母さんとお父さんは私の方を見ながら嬉しそうに顔を緩めていた。
からかわれているのに全然……気にならない。
『……夏香……』
橘部長の声が頭から離れない。
固まる様に橘部長を見つめていればコホンと咳ばらいが聞こえた。
「見過ぎだ泰東」
「す……すみません!!」
「あら、謝らなくたっていいのよ?恋人同士なんだから見るのは当然じゃない!!
それより、何で苗字に戻るのよ」
「……はぁ……もう放って置いてくれ」
橘部長はタメ息をつくと私の方に顔を向けた。
「……変な事を言うからだろう」
橘部長はお母さんを見ながらため息をついていた。
「だって硬いんだもの!
そうだ!試しに呼んでみなさいよ!!」
「それがいいな!!」
いきなりのお母さんの発言に私と橘部長は思わず顔を見合わせた。
言葉には出していないが“すまない”……そう目が語っているように見えた。
「……夏香……」
「あっ……」
橘部長の唇がゆっくり動き私の名前を刻んだ。
その声はどことなく甘くて私の顔は一気に熱を帯びていった。
「あら!!
夏香ちゃん顔が真っ赤ねー!!」
「ピュアだな~!!」
お母さんとお父さんは私の方を見ながら嬉しそうに顔を緩めていた。
からかわれているのに全然……気にならない。
『……夏香……』
橘部長の声が頭から離れない。
固まる様に橘部長を見つめていればコホンと咳ばらいが聞こえた。
「見過ぎだ泰東」
「す……すみません!!」
「あら、謝らなくたっていいのよ?恋人同士なんだから見るのは当然じゃない!!
それより、何で苗字に戻るのよ」
「……はぁ……もう放って置いてくれ」
橘部長はタメ息をつくと私の方に顔を向けた。