好きじゃないならキスするな!…好きならもっとキスをして。
最初こそ、真剣な表情で話を聞いてくれていた課長だったけど、なんだかだんだんと眉間に皺が寄ってきて。最後まで話し終えた頃には、あきらかに不機嫌そうな顔になっていた。


「あのー、そんなにうざったい話でした?」

この不機嫌さは、この話がつまらなくて且つこの相談がめんどくさいからだろうか。課長は普段、ここまで感情や態度が表に出るタイプではないのだけれど。


別にそういうんじゃないけど」

課長はそうは答えるけど。さっきまでの親身な雰囲気はすでに欠片もない。
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