好きじゃないならキスするな!…好きならもっとキスをして。
「……課長」

私は課長の背中に呼びかけた。


「十九、二十三、二十八……な、なんだ?」

課長はひきつった表情で、顔だけちょっとこっちに向けて応えた。


「夕べのことなんですけど、あ、ちなみに二十八は素数じゃないです」

「お、ぉお……」

「夕べのことなんですけど……お互いに忘れましょう」
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