軌跡ーキミトノオモイデー
『数ヶ月ぶりの最新作!今回の舞台は__』



早速ニュースでは未風の最新作のことが取り上げられていた。




だが俺は…未風が取り上げられているというのにテレビを消した。




俺の手には未風の小説が。




「ちょっと京輔…?もうご飯ー…」




「もう少し読んでから。」




そう言う俺に呆れる母さんだった。











「コレ…」



俺はぽつりとつぶやいた。




俺は…あることに気がついたのだ。




今まで感じなかった…違和感。





違う。これは…





「これは未風の小説じゃない…」





そう俺は思ったのだ。





文体も違うしキャラ設定も違う。





彼女の物ではない…そう俺は確信したのだ。





俺は急いでクリアファイルに閉じてある冊子を出してきた。





そして今回の小説と照らし合わせてみる。





…同じようなテーマだったため、違うのは一目瞭然だった。
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