【完】あたしはニセカノ。
「涼なら…」



三田村くんが、あたしの背後を指差している。




…ん?




「わっ!あっ……涼さまっ」



突然後ろにいて、びっくりした!



そして涼くんにも、思わず敬語。










当然のように、鬱陶しそーな顔をされた。



「だーれが、涼さまだ。どけ」



「し、失礼しました…」



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