クールなお医者様のギャップに溶けてます

「では、これで失礼します。」

プレゼントも渡したし、時間も12時を回ってしまったので、そろそろ帰らなきゃ。

よっこらしょ、と立ち上がると腕を掴まれ引き止められた。

「ご両親には電話で朝一に帰す、と言ってある。今日は泊まっていけ。」

「え?いや、もう大丈夫ですから帰りますよ?」

「頑固なやつだな。」

先生の手が私の膝の裏に移動したかと思ったら、フワリと抱き上げられ、お姫様抱っこ状態で先ほどの寝室へ連れて行かれた。

「あ、あ、あのっ!」

「何だ?」

「この状況は…もしかして…」

「さっきの続きだ。」

「えぇぇー⁈」

「うるさいその口を黙らせてやる。」

「んっ…」

言葉とは反対の優しいキスに抵抗していたはずの身体の力が抜ける。

「優しくするから」という甘い声の囁きに完全に溶けた私の身体は少しずつ先生を知っていった。
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