クールなお医者様のギャップに溶けてます
「最後のはなんだ?」

「あれはですね…」

上手く説明出来たかは分からないけど、なんとか伝わるように一生懸命説明したら少しは理解してくれた。

「亜樹はああいう穏やかな男がタイプなのか?」

タイプとかじゃないけど、嫌いじゃない。
すごく雰囲気は良いし、素敵だ。
でも、それを言えば怒られそうだから首を横に振るだけにする。

「じゃあ、俺みたいのはタイプか?」

「タイプではないです。初めは先生の事怖かったんですから。でも、今では先生の事すごく好きです。」

「亜樹…それ確信犯か?それとも天然か?」

「何言ってるんです?」

「分からないって事は天然か。まずいな…。」

たまにわけわかんなくなるんだよね。
ま、いいけどさ。何でもかんでも分かるっていう方が不思議だもん。

「亜樹、明後日は暇か?」

「日勤ですけど、先生は?」

「俺は休みだ。亜樹が日勤なら仕事終わってから家に来い。場所は分かるよな?」

「多分…。」

「じゃあ、待ってるからな。泊まりの用意をして来い。そうと決まれば今日は帰るぞ。タクシーで送ってくから。」

明後日、泊まりの用意?!

想像したら顔が熱くなる。

赤面症を克服出来ないまま、私は年を越した。
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