クールなお医者様のギャップに溶けてます
「寒っ!」

暖房の入っていない寝室は寒い。
身体が冷えたとはいえ、暖房の入っていたリビングは温かかったんだ。

「暖房つけるの忘れてたな。今、温めてやるから待ってろ。」

『温めてやる』?
『暖かくしてやる』の間違いじゃなくて?

とりあえず先生の様子を伺っていると、ベッドサイドの間接照明だけを残して電気を全て消し、ドアを閉めてからベッドに潜り込んだ。
そしてここへ来いと言わんばかりに先生の隣をポンポン叩く。

指示されるがまま先生の隣に寝ると、グイっと引っ張られて先生と密着してしまった。

「先生っ!?」

「くっ付いていれば温かくなる。」

「原始的過ぎますっ!」

「でも、温かいだろ?」

温かいけどさぁ。
これじゃ、ドキドキしてるのが伝わっちゃうよ。

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