クールなお医者様のギャップに溶けてます
今、私、先生に抱き締められてる…?

「こうやって抱き締めて安心させたんだろ?」

「…」

「おい、違うのか?」

し、心臓が飛び出るっ!
い、息が出来ないっ!

「おい。」

肩を掴まれて前後に揺らされてようやく息が出来た。

「な、な、な、何するんですかっ!」

「だから答え合わせだって。何動揺してるんだよ。」

「動揺するでしょうよ。急にこんな事。」

「君が患者さんにやった事だろ?いい機会だから言っておく。この方法、この前は女性だったから良いが、男性にはやるな。特に若い男には。」

「患者さんを安心させるためなら私はやります。」

「君みたいな美人に抱き締められたら男は勘違いするぞ。」

かぁっと顔が赤くなったのが自分で分かった。
さりげなく美人とか言わないで欲しい。
嘘でもドキドキする。

私が黙ったのを肯定と取った先生はまた私を抱き締め「男の時は俺が何とかするからこの方法は使わないでくれ。」と耳元で囁いた。

今度は息が止まる事はなかったけど、心臓が飛び出そうになるのは変わらない。

思考回路が停止してる…。

先生に離されても動けなかった。

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