クールなお医者様のギャップに溶けてます
先生は独身のはず。
でも画面にあるのは『カップルで行く温泉旅行』
彼女がいたなんて知らなかった。

「それは秘密だよ。」

「えーじゃあ、どこに行くのか教えて下さいよ〜。」

照れたように頭を掻き、参ったなぁ、とか言う先生は思いの外可愛い。

「今調べてたのはね、湯布院と箱根。他にも温泉は草津とか別府とかが有名だよね。でね、料理は湯布院が和食で箱根がフレンチなんだけど、どっちの方が女性は好きかな?それとも現地の美味しいお店を探した方が良いかな?」

湯布院も箱根も行った事ないけどどちらも有名な観光地だ。
甲乙付け難い。

「私ならご当地の物がたくさん食べれる方がいいですね〜。」

「そっかぁ。僕もよく食べるからたくさん色んな物が食べれた方がいいんだけど、やっぱり体型も気になるんだよね。」

「温泉と体型…って、もしかして一緒に温泉入ったりしちゃうんですか〜?」

ニヤリと笑って聞くとニヤリと笑って答えてくれた。

「そのつもり。」

キャー!
なんかアツアツなのねー!!

「それなら白濁のお湯の方が良いんじゃないですか?恥ずかしさも半減するし。」

「そっかぁ。透明でも僕はイイけどなぁ。」

先生の鼻の下が伸びてる顔が可笑しくて思いっきり笑ってしまう。

幸せそうでいいなぁ。

しばらく一緒に温泉旅行のサイトを見ていると「おいっ」と背後から聞き覚えのある声がした。
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