幼なじみの彼と彼女
9.進路
中学3年になると。

いよいよ進路を決めなくてはいけない。



「俺、高校行くの、辞めようかな…」

いつものように朝、登校していると急に祥太郎が呟いた。

梓は目を丸くしている。

「やっぱり、世界を目指したいなあ…」

祥太郎はそう言って天を見上げる。

梓は下を向いた。



何となく、祥太郎がそう言うのは。

雑誌に載ってた記事やテレビの放送などでわかっていた気がした。
< 78 / 132 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop