ドンすればキュン死2


『状況確認できましたので、発車いたします。お急ぎのところご迷惑おかして申し訳ありませんでした』


見上げた先に合ったのは、わたしを見つめる優しい瞳。


「フッ……、真っ赤だね」


列車は間もなく、何事もなかったように荻窪駅に停車した。

動き出した人の波に揉まれ出口へ向かう。


「また明日」


遠くに聞こえた優しい声。

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