とろける小春
「で? 小春からの愛の告白は?」
余裕しゃくしゃくのその顔、やっぱり素敵、惚れ直す。
「好きって言って、恥ずかしくて逃げなくてもいい?」
「だって、その足じゃ逃げられないし、逃がさないし」
「じゃ、えっと……好き。すっごく好き」
「よし。よく言えました。はなまる」
はなまるを貰えて嬉しいけれど、壁に手を突いたままの両手、地味に痛い。
だけど、もう一度、と言って寄せられた唇に気付いた途端、その痛みは小さくなり。
私の腰にそっと回された手の熱に、とろけた。


