とろける小春
すると、篠原君はにやり。
「俺が捕まえたかったのに、うじうじ悩んで、それでいて愛しい困ったちゃんに、俺が捕まったな」
「い、愛しい?」
「ああ、世間でいう壁ドンも、無意識にしてしまうかわいい女が愛しくてたまんない」
たまんないだなんて、そんな……と照れながらもこれは現実の出来事なのだろうかと信じられずにいると。
「だけど、最初のキスは俺からしておかなきゃな。これから何度も思い出して照れてろ」
篠原くんはそう言って私の後頭部に手を回し引き寄せる。
そして……初めてのキス。
私の体は篠原くんの膝の上、両手は相変わらず篠原くんの背後の壁に突いたまま。
「俺が捕まえたかったのに、うじうじ悩んで、それでいて愛しい困ったちゃんに、俺が捕まったな」
「い、愛しい?」
「ああ、世間でいう壁ドンも、無意識にしてしまうかわいい女が愛しくてたまんない」
たまんないだなんて、そんな……と照れながらもこれは現実の出来事なのだろうかと信じられずにいると。
「だけど、最初のキスは俺からしておかなきゃな。これから何度も思い出して照れてろ」
篠原くんはそう言って私の後頭部に手を回し引き寄せる。
そして……初めてのキス。
私の体は篠原くんの膝の上、両手は相変わらず篠原くんの背後の壁に突いたまま。