甘々いじわる彼氏のヒミツ!?
「まっさか~!!ありえないって~!!」
「ありえないことは、ないんじゃない?だって、廊下ですれ違う時、あたしが一人だと聞くもん。『瀬名先輩は一緒じゃないんですか?』って。上条君、いっつも杏のこと気にしてるよ」
「や、やだなぁ~。気のせいだって。それにほらっ、あたしには及川先輩がいるし?」
いるっていっても、ただ勝手に好意を寄せているだけなんだけど。
「あたしだったら、及川先輩より上条君のことを選ぶけどな」
「な、何で!?」
「うーん。何だろう……直感?」
そう言って首を傾げた涼子。
うん。やっぱり、当てにならない。
あたしはポテトを頬張りながら苦笑いを浮かべた。