甘々いじわる彼氏のヒミツ!?

「朝井先輩!!すごい偶然ですね!!うわぁ、マジで嬉しい」


子犬のような笑みを浮かべながら涼子に声をかける入山君。


なんか、涼子が彼を気に入った理由がわかる気がする。


人懐っこい彼に、あたしは一瞬で母性本能をくすぐられてしまった。


「こんにちは。俺、1年の入山陸って言います」


丁寧にあたしにまで自己紹介をしてくれた入山君。


この子、いい子だわぁ。


「こんにちは。あたしは2年の……――」


「瀬名先輩ですよね。遥斗から色々聞いてるんで、知ってます」


「へ?」


サラリと言い放った言葉に疑問が残る。
< 114 / 451 >

この作品をシェア

pagetop