甘々いじわる彼氏のヒミツ!?
「ちょっと、遥斗。入山君に変なこと吹き込んでないよね?」
「さぁね」
「さぁね、じゃないわよ。変なこと言ったら、許さないからね!!」
涼しい顔の遥斗に不安が募り、念を押す。
及川先輩の隠し撮りのこととか、苺柄のパンツとか、雷が怖くてギャーギャー叫んだこととか。
よくよく考えれば、あたしは遥斗に弱みを握られすぎている。
「大丈夫ですよ。遥斗がする瀬名先輩の話は……――」
「陸、余計なこというなよ」
「はいはい」
クスクスと笑う入山君を横目で睨む遥斗。
睨む姿すらカッコよくて様になるって……何か完璧すぎてムカつく。